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私たちの研究室は,建築環境・設備学分野において,建築環境工学,環境心理行動学などの研究・教育を担当しています。人間の心と身体にとって望ましい住環境デザインのあり方を,主に温熱環境,視覚環境,聴覚環境などの側面から研究しています。快適環境をいかに達成するか,だけではなく,快適であることが常によいことなのかも含めて,より本質的な意味で人類にとって望ましい環境について考えています。そのためには,「生物としてのヒト」だけではなく,「社会的存在としての人間」という側面から考察することも必要になります。
また、昨今の環境をめぐる情勢の中で、地球環境に対して負荷の少ない住環境デザインおよびライフスタイルのあり方を考える必要があります。当研究室では,建築計画原論の立場を重視し,住まいや設備というハードウェアのデザインと同様に居住者の意識・行動というソフトウェアのデザインも重要な研究対象としています。